やあどうもこんにちは。
"東コレ審査員"バイヤーの小山です😎😎😎
(これ半年は言い続けるつもりだからw)
今日はタイトルにある通り、
珍しく!
カルチャー的な話をしようと思う。
カルチャー(文化)とか音楽とかって
まあ言わずもがな、
ファッションと
それなりに密接な関係にあって、
トレンドもさることながら、
過去の文化的なレガシーや
海外を筆頭に、
歴史が紡ぎ上げてきた土台の上に、
現代のファッション界は成り立っている。
しかし!
僕はそれを
基本的にはそこまで
大事にはしていない。
厳密に言うと、
そんなことは
わかっている👋
わかった上で、
もっとファッションと向き合い、
色々な価値観や概念を"抜きにして"
《洋服》を真摯に受け止めたいんだ!
そんなストイックなマインドで、
常に洋服のそのあらゆるを
届けていこうと思っている次第なわけだが、
本日ローンチした
Natural Instinct for Amanojak.の
別注シューピアスについて、
こればかりは、
"自己のカルチャー史"を
辿らないわけにはいかない。
どうか
今日もお付き合いいただければ。
僕は昔、
B-BOYだった。
神奈川県は川崎市出身のコヤマは、
青少年の時分から
まあヤンキーとまではいかないが、
"悪そうなやつは大体友達!"
みたいな
ラップのリリックにもあるような
典型的なKAWASAKI DRIFT的
小中学時代を過ごしていたんだ。
"バギーデニムの腰履きに
イエローヌバックのティンバーランド"
当時の自分にとって
お決まりのスタイル。
ティンバーランドなんて大好物で
学校で一番沢山の種類を持ってたくらい😇
2pacやEMINEM、
50centとかUsherなんかを
MD(MDてw)に焼いて
友達と共有し合っていたよ、、、。
まあそんな具合の
アマチュアB-BOYイズムは
もはや僕の地元では"通行証"みたいなもんで、
部活こそ転々としてたが、
どうしようもないヤンチャボーイ
というわけでもなければ、
全く勉強ができない感じでもなかったため、
高校はのらりくらりと
世田谷区の私学に進学したわけ。
振り返れば、
この高校進学が僕の地元魂を
変に盛り立てるトリガーでさ、
私立、しかも世田谷区、、、。
まあ皆様お察しの通り、想像に易く。
なんだか品の良い感じでね。
入学まもなくから
調子が狂う感覚も少なからずあったんだ。
そんな都心の優雅な空気感から
逃げるかのように
熱中したのが、
姉の影響で始めた
ストリートダンスだった。
前述の通り、
中学まではどっぷりB-BOYだった僕に
"カルチャー"の礎を授けてくれたのは
間違いなく、ストリートダンスだった。
ブラックカルチャー、
ブラックミュージック。
もちろんファッションも。
中学の頃に
雑誌や先輩達のファッションを
見よう見まねで装っていた自分にとって、
ストリートダンスを通じて体感した
カルチャーやムーブメント、
ファッションは
今でも自分のバイブルの1つとして
確たるモノになっている。
今でも忘れない、
"AF1のその美しき白さを"
当時、本格的なダンススクールに通っていた
僕にとって、
羨望の眼差しを送り続けていた
憧れの講師陣達は、
ーー常に新品のような綺麗さを保った
ナイキのAF1を履いていた。
僕の師は、
『練習で酷使しても
AF1は白くないとカッコよくないねん!』
『だから
毎回綺麗に汚れを掃除してるんや』
と。
日々の練習で
深い履きジワが入り,
使用感は滲み出ながらも、
AF1らしい純白を残したその姿は
今でも目に焼き付いているし,
変わらずカッコイイものとして
僕の心に宿り続けている。
今回の別注は、
そんな僕の青少年時代の
センセーショナルなカッコ良さを
半ばエゴイスティックにカタチにした、
そんな意味合いが
実は"裏テーマ"というか、
着想源として
確かに介在している。
世代じゃない人には、
あんまり馴染みが深くない
"シューピアス"だけど、
これには
想像以上のパワーがあんだよ。
ファッションの潮流も
巡り巡って【Y2K】。
今だからこそ
僕はシューピアスのカッコ良さを届けたい。
是非、この作品を
みんなの一部に
取り入れてもらえたら本望だよ。
(Director : Koyama)