どうも廣川です！
最近、
勢いを増すばかりの入荷の中で
気になるアイテムが……
“DUFFLE COAT”
フィッシャーマンセーター、マリンパンツ、
セーラー服など
海から陸へ上陸を果たし、
昨今のファッションシーンへと
浸透しているアイテムは多数。
その中でも、
DUFFLE COATは思い出深くて……
僕が、アパレル業界に飛び込んだその当時、
DUFFLE COATといえば、
GLOVERALL、MACKINTOSH、INVERTEREなどが
メジャーなブランドで
この辺りのブランドのDUFFLE COATを
意気揚々と着ていたのを思い出します。
特に、
GLOVERALLのORAGEのDUFFLE COATが
お気に入りで、
ドヤ顔をしながら、
歩いていたのが懐かしい…笑
話が脱線しちゃいましたが、
ダッフルコートは
海から陸へ上がってきたコート。
【海軍】の制服。
ではなぜ、
【海軍】の制服がここまで世界的に
普及していったのか？
答えはシンプル！
第二次世界大戦後、
各国の軍が余剰なダッフルコートを放出。
安価（放出品のため）かつ
その防寒性と耐久性に目を付けた
当時の若者たちが
こぞって着用したことで
世界中に普及！！！
今も昔も変わらず、
流行りは若者たちが作ったということですね！
だから、
BLAZERと同様に
（BLAZERについては後日どこかで…）
学校の制服として
採用されていることにも、納得がいくはず。
洋服は、
アイテムのデザインや
カッコよさの側面から切り取れるし、
歴史的背景から切り取っても面白い。
アイテムのちょっとした知識があれば
スタイリングにも深みが
必ずできますよ～！
ふと、
そんな物思いにふけながら
店内を見渡すと、
あったよ、ありましたよ…
素敵なDUFFLE COAT達が…
YOKE SLEEVE OVERCOAT WITH HOOD
色気のあるダッフルコート。
ダークグリーンをベースとした生地から
点々と飛び出ている
ネオンカラーのグリーンが妖艶。
ブラックの重さと、
ネオングリーンの軽さのハーモニー。
粗野で力強いメルトンの印象も
身構えることなく、
手に取ることができる素敵なテキスタイルチョイス。
憎いほどに綺麗に出る
ドレープ感は、
パターンのエキスパート集団が
作り上げるダッフルコートならでは…
従来のダッフルコートらしい
オーバーサイズなスタイルは
パターンで調整しながら、
トグルにバッファローホーンを採用することで、
高級感を演出。
オリジナルに忠実だけど、
スタイリッシュに見せるバランスが絶妙。
これぞ、
OVERCOATのなせる技。
【kolor / BEACON】
HOOD DOCKING DUFFLE COAT
COLOR:BEIGE
SIZE:3
￥158,400-(in tax)
（オンライン掲載準備中）
ポップとクラシックの邂逅。
kolor / BEACON魂全開！！！
フードの切替えのみに
フォーカスされそうですが、
留め具のジュート部分の端には金具を装着、
ウェストのドローコード、
フラップポケットにウッドボタン。
実はクラシックなダッフルコートに
あるようでないディテールが随所に仕込まれています。
ただ、
ベージュのメルトンテキスタイルや
ウッドトグル、ヨークデザインはクラシック。
シルエットも
ブランドが得意とするオーバーサイズではなく、
端正な純然たるコートのシルエット。
ポップでファッショナブルだけではない
洋服に対するkolor / BEACONの懐の深さを
垣間見える1着。
VERGIN WOOL MELTON MAXI DUFFLE COAT
見るからにLEMAIRE。
LEMAIREでしょ！と、
思わせる品の良さを漂わせてますね～
このダッフルコートのポイントは、
………
………
………
何気なく取り入れられている
スタンドカラーデザイン。
重厚なメルトンに、ウッドトグル、
パッチポケットに腕のストラップと、
ディテールはまさにオーセンティック。
優美なLEMAIREらしいシルエットとも
相まって、
少し大袈裟かもしれませんが、
スタンドカラーにすることで
パリのブランドらしい
LUXSなスタイルへと昇華。
決して華美ではないけど、
斬新かつスタイリッシュに見せる。
ブランドの真髄を感じさせてくれる
ダッフルコートであることは間違い無し！
さてさて、
いかがでしたでしょうか？？？
個性あふれるダッフルコートの数々。
今シーズンは豊作。
ご無沙汰していた方も、
初めての方も
今シーズンのセレクトするアウターは
ダッフルコートを是非！！！
どれにするか決めかねている方は
お気軽にご連絡頂ければ！
それではまた！
（STAFF:HIROKAWA）
