こんにちは😎🔥
Koyamaです!
なんだか今年の春は
過ごしやすい気温が続いていて、
寒くもなく暑くもない、
服好きにとって
楽しい時季が長そうな印象よね!
僕自身、
羽織りのアウターやコートが好きだから、
こういう絶妙に過ごしやすい気候が
続いてくれると、
日々の装いも良い感じにやれて嬉しいよ🤩
今期はインポートブランドの入荷が
軒並み遅れてきたこともあり、
内心、冷や汗もんだったけど、
結果的には、
ちょうど着れるタイミングと重なって
物欲がさらに刺激されてるっす笑
そんな折、
ジャストアライブド。
到着しましたよ。
はるばるアントワープから。
NAMACHEKO 23ss
今期もスタートです😎🔥
突如、新星の如く現れた
新鋭インポートの代表格、
ナマチェコも、
気づけばもう10シーズン以上もの
コレクションを発表している。
いやはや時の流れは恐ろしいもんだが、
その分、
費やしてきた時間と経験は、
彼らのアティチュードやポリシーを
確固たる不変のものへと、
確立しつつあるね!
アントワープのガイズマングループからの
サポートもあって、
少し前のコレクションから、
プロダクションの精度や確度も
抜群に上がってきているし、
ブランドとしてのカラーや
世界観、美学みたいなものも
アイデンティティとして
周知されるレベルまで、
安定感が出てきた感がある。
遊牧民族である、
クルドをルーツに持つ、
彼らの有機的でエネルギッシュな意匠美は、
いまやナマチェコたるを最も表す要素だし、
アントワープらしい
シニカルなエッセンスを持ちながらも、
どこか自由でピースフルな、
絵画を見ているような楽しさがあるブランドに
成長したね。
僕がナマチェコを愛してやまないのも、
この独創的で、
他ブランドに無い、ルーツを感じさせる
デコラティブなデザインアプローチがあるからで、
一見、なんじゃこのデザインは!!
と思いながらも、
着てみると確かに
これでいい、これがいい。と感じさせられる
"理由なき魅力"というか
"説得力"というか、
そういったものに惹き込まれるんだ😁
これはフワッと感じている
印象的な話でしかないんだけど、
日本のデザイナーは、
"More"より "Less"が得意な人が多い印象で、
無駄を削ぎ落としたり、
デザインを機能美に結びつけたり、
《理由のあるデザインの提案》が
巧い人が多いなあ、と思う一方で、
ナマチェコに代表するような
海外デザイナーの中には、
《意匠美にとにかく拘る》人が多いイメージ。
これはもちろん、
割合の話なだけなんだけど、
総体的に見ると、
Moreが得意なブランドって、
日本のマーケットには少なくて、
ナマチェコのコレクションなんかを見るたびに、
デコラティブに載せていける
"力強い意匠美"に感動するわけよ🥺
デザインがそこに存在する理由が
衣服としての機能に結びついている
意匠性って、
それはそれで完成度が高いけど、
機能美に合わせた意匠を優先していくと
どうしても、
詰まるところ似通ってきてしまう部分は
でてきてしまうし、
言うなれば、
再現性が高く、
唯一無二ではなくなりやすいと思うんだよね。
服における意匠美って、
いずれにせよ、
納得できることがなにより大事で、
当然、機能の伴ったデザインや
ディテールはその最たるものだけど、
ただただ、
デザインに納得させられる
"理由なき魅力"にも
猛烈に惹きつけられたりするんだよね!
僕の中で
NAMACHEKOは、
その象徴たるブランドで、
ここになんでこんな装飾をしたんだろう、
とか
このデザインって一体なんなんだ?
みたいな、
理屈ではまかり通らないような
意匠美を突きつけられながらも、
着てみると、
確かにこのデコレーションは必要だと感じたり、
このデザインが心地良いって
感じさせられるんだ!
これって結構、
"天賦の才"だと思うんだよな😎
僕は幾つになってもそういうものを
寛大に受け止められる消費者でありたいし、
それに見合う感受性を
これからも育んでいきたいと思っているし、
Amanojak.に来てくださる皆にも
共有していけたらと思ってます。
今期のナマチェコ、
めちゃめちゃデコラティブです。
是非絵画を買う気持ちで
向き合っていただけたら
バイヤーとして幸せです(^^)
千駄木店、
オンラインにて👋
(Staff : Koyama)